お茶の美味しい淹れかた【煎茶】

まず、よく沸騰させたお湯をポットに入れます。

【お茶に適したお水】
お茶には軟水(硬度30~80mg/l程度)が適してます。
ミネラル分が多い硬水だと、味も香りも薄くなり本来のお茶の味ではなくなります。
ペットボトル(日本の軟水)や浄水器(弱酸性ph値6~7ph)を使ったお水をおすすめします。水道水(日本の水道水は軟水です)は必ず2~3分沸騰させてください。

 

ポットのお湯(ヤカンからポットに移したら約90度)を湯吞みに8分目くらい入れて少し時間をおきます。(これでお湯の温度が80℃~70℃になります)

 

急須に茶葉を入れます。
普通湯吞み1杯で約2g、3杯分だと約5gと言われていますが少し多めに入れた方が美味しいと思います。

先ほど湯吞みに冷ましたお湯(80℃~70℃)をゆっくりと急須に注ぎ、蓋をして60秒くらい待ちます。
温度が高いと(高すぎはダメ)早く出やすく、温度が低いと出るのに時間がかかります。また、お茶の種類(揉み方や蒸し方)によっても出かたは違います。
温度が高いとカフェインやタンニン、カテキンなどの成分がよく出て、渋味苦味を感じます。少し冷ましたお湯でゆっくり淹れれば渋味苦味が少なくなり、お茶の旨味成分であるテアニンなどのアミノ酸が出て、甘みのあるお茶となります。

湯吞みに交互に、お茶の濃度が均一になるようにまわし注ぎ、最後の一滴まで注ぎきります。

これで出来上がりです。煎茶の持つ、さわやかな渋味と旨味のバランスをお楽しみ下さい。

二煎目は、お湯の温度を高めにして、短い時間で出すのが良いでしょう。